アジサイ
梅雨時の風物詩として親しまれます。
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■半日陰でも育つ
● 日当たりと水はけのよい場所で管理
● 花が終わったら切り戻しをする
学 名 | Hydrangea |
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英 名 | hortensia |
難易度 | 初心者でも育てやすい |
原 産 | 日本 |
分 類 | ユキノシタ科/落葉低木 |
別 名 | ハイドランジア、セイヨウアジサイ、シテへンゲ |
草 丈 | 50~200cm |
環 境 | 半日陰の屋外。鉢植えは室内でも可 |
増やし方 | 挿し木 |
花言葉 | 耐える愛 |
名前の由来 | 「あづさい」からの転訛といわれる。「あづ」は「集」、「さい」は「真藍(さあい)で、青い花が集まり咲くことから呼ばれています。 |
アジサイの特徴
現在栽培されているアジサイの主なものは、日本に自生するアジサイがヨーロッパで品種改良されたハイドランジアまたはセイヨウアジサイとよばれるものです。花びらのように見えるものは等片 装飾花)で、装飾花が青系のものは酸性、赤系は弱アルカリ性の土壌で育てると本来の色が出るとされます。
アジサイの植えつけ
適期は春から初夏にかけて
適期は3~5月。苗を購入し、5号鉢に1株をめやすに、赤玉土の小粒6、腐葉土3、バーミキュライト1を混ぜた用土に植えつけ、化成肥料を施します。日あたり、水はけのよい場所で管理します。冬は霜にあてないようにします。庭植えでは半日陰の場所に植えます。土の酸度を調整すると花の色を変えることができます。
アジサイの植え替え
花の下2~3節目で切る
花が咲き終わった直後に、花の下2~3節目で切り戻します。わき芽が伸びて秋に花芽がつきます。
アジサイの挿し木
1節目が土に埋まるように
花が終わったころ、株元から3節分を残して切り、根を3分の1ほどに切り落としてから、ひとまわり大きめの鉢に植え替えます。このとき1節目が土中に埋まるようにします。
アジサイの肥料
花の付かない新芽を利用
5~6月ごろ、花の付かない新芽を挿し木にして、バーミキュライトまたは赤玉土の小粒に挿します。
梅雨時に葉に大小の斑点ができた場合
斑点病と考えられます。ダニコールを薄めたものを1週間に1回散布します
アジサイの豆知識
日本のアジサイから生まれたさまざまな園芸品種
日本にはヤマアジサイやガクアジサイが自生しています。これら日本原産のアジサイからさまざまな園芸品桂がつくられました。おもな系統に、装飾花が球状になるホルデンシア系、ガクアジサイに花の形が似たレースキャップ系などがあります。また、日本原産のノリウツギからつくられたミナヅキや、北米原産のカシワバアジサイは、装飾花が円錐花序をしています。セイヨウアジサイ(ハイドランジア)は明治期に日本に移入され、ヤマアジサイやガクアジサイと交配され、新たな園芸品種がつくられています。