ワスレナグサ
可憐な姿でも性質は丈夫です。
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■こぼれ種で増える
● 冬は屋外で管理する
● 水切れに注意する
学 名 | Myosotis |
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英 名 | forget-me-not,scorpion grass |
難易度 | 普通に育てられる |
原 産 | 北アフリカ、ヨーロッパ、西アジア |
分 類 | ムラサキ科/一年草 |
別 名 | ミオソティス |
草 丈 | 15~25cm |
環 境 | 湿気が多く、日あたりのよい場所 |
増やし方 | 種まき |
花言葉 | 私を忘れないで |
名前の由来 | ドイツの伝説で男が恋人に言った言葉「私を忘れないで(forget me not)」を直訳したのが呼び名になりました。 |
ワスレナグサの特徴
2~3ミリはどの小花をたくさんつけるワスレナグサは、その姿とは対照的に、非常に丈夫で繁殖力のある草花です。耐寒性に優れますが、暑さには弱い性質があります。大株になってからは移植を嫌うので、植える場所は慎重に選びます。
ワスレナグサの種まき
薄く土をかぶせる
9~10月に箱か苗床にばらまきします。嫌光性なので種子が隠れるくらい覆土します。日あたりのよい場所で管理し、葉が込み合ってきたら間引きします。苗を購入する場合は、3月ごろ、葉が茶色くなっていないものを選びます。
ワスレナグサの植えつけ
11月ごろが適期
本葉が4~5枚開いたら植えつけを行います。適期は11月ごろで、赤玉土、腐葉土、緩効性化成肥料を混ぜた用土に植え、日あたりのよい場所で管理します。とくに湿気を好むので、水はけにも注意します。
ワスレナグサの水やり
水切れに注意する
表土が乾ききるまえにたっぷりと与えます。
ワスレナグサの肥料
窒素分の少ない化成肥料を
開花するまえに窒素分の少ない化成肥料を与えておくと、花や葉の色がよくなり、花数もふえます。
ワスレナグサの病害虫
アブラムシに注意する
アブラムシがつくと枯れてしまうので注意します。予防にはオルトラン粒剤を散布します。
ワスレナグサの花後の管理
花がらはこまめに摘み取る
花が終わるとすぐに種ができて、株全体に栄養分がいかなくなるので、花がらは早めに摘み取ります。
花が少ししか咲かない場合
水や窒素分が多い肥料を与えすぎるとかえって花付きが悪くなります。少し控えてみましょう。