ヒマワリ
真夏のシンボル大輪の花です。
※画像をクリックすると拡大します
● 種子は早まきしない
● 夏は頻繁に水やりして、乾燥に注意
学 名 | Helianthus annuus |
---|---|
英 名 | Common sunflower |
難易度 | 初心者でも育てやすい |
原 産 | 北アメリカ |
分 類 | キク科/一年草 |
別 名 | ニチリンソウ、ヒグルマ、サンフラワー |
草 丈 | 30~300cm |
環 境 | 日あたりのよい場所 |
増やし方 | 種まき |
花言葉 | 敬慕 |
名前の由来 | 常に花を太陽に向けているため呼ばれるようになりました。 |
ヒマワリの特徴
真夏のイメージそのものの草花で、草丈が1.5~3メートル、花径30センチにもなる大輪一重咲きの高性種、草丈が60~70センチの矮正種、鉢植えに向く草丈30~50センチの極矮性種に大別されます。花色が赤や白、橙色の品種もあります。
ヒマワリの種まき
葉が出たら間引く
発芽適温は25度で、適期は4~7月です。早まきすると温度が低すぎて発芽しないので注意しましょう。培養土を入れた3号鉢に3粒ほどをまき、乾燥させないように管理します。子葉が出たら、丈夫そうなものを1本だけ残して間引きます。庭植えの場合は、日あたりのよい場所に直まきし、間引きながら育ててもよいでしょう。
ヒマワリの植えつけ
本葉2~3枚で定植
葉が2~3枚になったら種まきと同じ培養土に緩効性化成肥料を混ぜ、5号鉢に1本ずつ定植し、日あたりのよい場所で管理します。庭植えの場合は、株間を20~30センチほどあけて植えつけます。
ヒマワリの水やり
敷きわらで乾燥を防ぐ
表土が乾いたらたっぷりと水やりをします。真夏の乾燥期にはわらなどを敷き、株元の乾燥を防ぐとよいでしょう。
ヒマワリの肥料
ほとんど必要ない
庭植えの場合、肥沃な土地なら施肥の必要はありません。鉢植えでは週1回程度、薄めの液肥を水やり代わりに施します。吸肥力が強いので、肥料は控えめにします。
ヒマワリの種子の採り時について
花が下向きになって花びらが枯れ、種子が褐色になった頃が適期になります。茎ごと切り取って日陰でよく乾燥させてから種子を採ります。
ヒマワリの豆知識
食用としても重要な植物
ヒマワリという和名は、つねに花を太陽に向けているということに由来しますが、実際にはいつも太陽に向いているわけではありません。ただ、明るい方向に向かって花を開く性質を持っているため、ヒマワリはみな同じ方向を向いて開花します。日本には1666年に紹介され、観賞用として親しまれるほかに、種子は油をとったり、菓子に用いたりと食用としても使われています。ハムスターなどのエサとしてもなじみがあります。