
カランコエ
冬の鉢花として重宝する多肉植物です。
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■比較的丈夫で栽培しやすい

●生育期以外は水やりは控えめに
●10月までは野外で管理する
学 名 | Kalanchoe blossfeldiana |
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英 名 | Kalanchoe |
難易度 | 普通に育てられる |
原 産 | マダガスカル、南アフリカ |
分 類 | ベンケイソウ科/一年草・宿根草 |
別 名 | ペ二ベンケイ |
草 丈 | 20~40cm |
環 境 | 日あたりのよい屋外 |
増やし方 | 挿し芽 |
花言葉 | おおらかな愛 |
名前の由来 | 中国名「加藍菜」の読み方に由来されます。 |
カランコエの特徴
花期が長く、真夏以外一年中花が楽しめます。園芸品種が豊富ですが、一般にカランコエとして出回っているのは、カランコエ・ブロスフェルディアナという種を改良した系統です。茎が長く、小さな花をたくさんつけます。暖地以外では鉢植えで管理したほうが育てやすいでしょう。
カランコエの植えつけ
適期は真夏以外
真夏を除けばいつでも植えつけることが可能です。5号鉢に1株を目安に、腐葉土またはピートモス5、赤玉土の中粒4、川砂1の割合の用土に植えつけます。
カランコエの置き場所
10月までは屋外で管理
5月から10月までは、日のよくあたる屋外に置きます。ただし、夏場は直射日光を避け、半日陰で管理するようにします。その後、気温が下がってきたら室内に入れます。
カランコエの切り戻し
3分の1を残して切り戻す
花後の5~6月、花の付いた茎は根元から切り取ります。それ以外の茎は3分の1を残して切り戻します。
カランコエの挿し芽
切り戻した茎を使う
切り戻した茎を挿し芽にしてふやすことができます。5センチはどの挿し穂をの赤玉土の小粒に1~2センチの深さに挿します。
カランコエの植え替え
植え替えは毎年行う
根がよく張るので、切り戻しをしたら大きめの鉢に植え替えます。植え替えは毎年行います。
カランコエの水やり
夏以外は乾燥気味に管理
夏の生育期には多めにやりますが、それ以外は乾燥気味に管理します。
根が腐った場合
水分過剰で根が腐ってしまった場合は、腐った根を切り、新しい培養土に植え替えます。
カランコエの豆知識
カランコエのさまざまな園芸品種
カランコエの原種であるカランコエ・ブロスフェルディアナはドイツで改良され、園芸品種として世界に広まりました。矮性の鉢花品種、高性の切り花用品種など、数多くの品種がつくられています。矮性種には、花色が緋赤色系の〈ウエンデイー〉やくトム・サム〉、黄色系の〈イエロー・トム・サム〉など、高性種には緋赤色系の〈ブリリアント・スター〉などがあります。また、カランコエ属の仲間には、1950~60年代を中心に日本に渡来し、園芸品種として栽培されているものが多数あります。