
チューリップ
どう植えても愛らしい春の花の代名詞です。
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■花の色や形が豊富

● 芽が出てなくても水やりをする
● しみのない球根を選ぶ
学 名 | Tulipa |
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英 名 | tulip |
難易度 | 初心者でも育てやすい |
原 産 | コーカサス、地中海沿岸、中央アジア |
分 類 | ユリ科/球根植物 |
別 名 | ウッコンコウ |
草 丈 | 15~60cm |
環 境 | 日あたりのよい屋外 |
増やし方 | 分球 |
花言葉 | 華やかな恋、愛の告白 |
名前の由来 | 花の形から、ペルシャ語の「ターバン」に由来。 |
チューリップの特徴
世界中で人気の高いチューリップは、初心者にも育てやすい球根植物です。品種によって開花の時期が少しずつ異なるので、種類を選べば3月~5月ごろまで長く楽しめます。
チューリップの球根選び
しみのある球根は避ける
球根は8月下旬~10月上旬に購入します。しみやへこみがなく、固い球根を選びます。購入後は涼しい場所で保管し、地温が10度以下になったら植えつけます。
チューリップの植えつけ
冬は屋外で管理
赤玉土と腐葉土に少量の緩効性化成肥料を加え、浅植えにします。寒さにあてると花付きがよくなるので、屋外で管理します。
チューリップの水やり
芽が出ていなくても行う
乾燥すると花芽が出ないことがあるので、水やりはしっかりと行います。地表に芽が出ていなくても、地中で根が成長しているので注意します。開花後は花弁を傷めないよう、株元に与えます。
チューリップの追肥
花後の株に養分を与える
発芽後と花後に化成肥料を与えます。翌年も咲かせたい場合は、球根を太らせるために、花が終わったら花だけを切って、1週間に1回程度液肥を施します。
チューリップの掘り上げ
葉が黄色くなるころが適期
葉が黄変したら掘り上げて水洗いします。ベンレートにつけてから、日陰で乾燥させ、保存します。ただし、分球した球根は最初の年ほどの花は期待できません。大きな花を期待するときは、新しい球根を植えたほうがよいでしょう。
花弁の先が茶色くなった場合
ボトリチス病です。5日に1回程度オーソサイドをまいて予防し、病気になった株は処分します。
チューリップの豆知識
作り出された園芸品種は8000種
チューリップは中央アジアや地中海沿岸を原産としたユリ科の球根植物です。これまで作られた園芸品桂は古いものも合わせると、8000種にものぼるといわれていますが、現在、日本国内で市販されているのは100品種程度です。近年は、ユリ咲きの原種系チューリップの人気が高まっています。