花図鑑

ルピナス

色鮮やかな花穂がダイナミックに伸びる花です。

ルピナス・写真1
ルピナス・写真2
ルピナス・写真3

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栽培カレンダー・ルピナス
■鉢植えには棲性のラッセル・ミナレットなどが向く
栽培上のポイント

用土は石炭を混ぜて中和する
定植時は根鉢を崩さない
水はけのよい土で、夏は日よけを


学 名

Lupinus・polyphyllus

英 名

lupine

難易度

普通に育てられる

原 産

地中海沿岸、北アメリカ

分 類

マメ科/一年草・宿根草

別 名

ノボリフジ

草 丈

40~120cm(品種による)

環 境

日あたりと水はけがよく、風通しのよい場所

増やし方

種まき

花言葉

どん欲、いつも幸せ

名前の由来

理由は不明ですが、ラテン語のIupus(オオカミ)に由来するといわれています。

ルピナスの特徴

フジの花を逆さまにしたような長い花穂をまっすぐに伸ばします。カサバルピナス、キバナルピナスなど一年草のものと、ラッセルルピナスなど宿根草のものがあります。

ルピナスの種まき

一晩水につけてからまく

一年草は9月中旬、宿根草は8月下旬に種まきをします。種子は種まきの前の晩に水につけておくと発芽がよくなります。培養土を入れた3号ポットに点まきします。酸性の土壌では生育がわるくなるので、種まきの2週間ほどまえに石灰を混ぜて中和しておきます。定植用の用土も同様です。

ラミウムの植えつけ

根鉢を崩さず植えつける

4月以降、霜が降りなくなったら定植をします。7号鉢で3株をめやすに植えつけますが、背の高いラッセル種は7号の腰高鉢に1株植えつけます。直根性の根で移植を嫌うため、根鉢を崩さないように植えつけます。耐寒性はありますが、暑さには弱いので、半日陰で風通しのよい場所で管理します。

ラミウムの水やり

乾燥気味に管理する

過湿を嫌う為、乾燥気味に管理します。土の表面が完全に乾いてからたっぷりと水を与えます。

ラミウムの肥料

週1回液肥を施す

3~10月の間、週1回水やり代わりに液肥を与えます。庭植えの場合は生育期に数回液肥を与える程度でよいでしょう。

ラミウムの切り戻し

切り戻すと二番花が咲く

花後の早い時期に花穂の付け根で切り戻すと、わき芽が伸びて二番花が咲きます。

定植後に枯れたり、生育が悪くなったりする場合

ルピナスは移植を嫌うので、栽培鉢に直まきにして、間引きをしながら育てるのもよいでしょう。


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