ムスカリ
ブドウの房を思わせる青や紫、白色の花です。
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■品種によって開花時期に差がある
● 球眼は急いで植えつけない
● 花後も1ヶ月程度は液肥を施し、球眼を充実させる
学 名 | Muscari |
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英 名 | grape hyacinth |
難易度 | 初心者でも育てやすい |
原 産 | 地中海沿岸 |
分 類 | ユリ科/球根植物 |
別 名 | グレープヒヤシンス |
草 丈 | 15~30cm |
環 境 | 日あたりのよい場所 |
増やし方 | 分球 |
花言葉 | 失望、失意 |
名前の由来 | ギリシア語で麝香(じゃこう)を意味するmoschosに由来されます。ムスカリ・モスカトムが麝香のような香りを放つためです。 |
ムスカリの特徴
ヒアシンスの仲間で、直立した茎に育、あるいは白色の小さな丸い花を総状、あるいは穂状にたくさんつけます。球根がとても丈夫なため育てやすく、繁殖力も旺盛です。
ムスカリの植えつけ
早すぎないように注意する
適期は11~12月で、あまり早く植えつけてしまうと葉が伸びすぎてしまうので注意が必要です。鉢植えでは5号鉢に8球を目安として、用土に球根の頭が隠れる程度に植えます。植えつけ後は日あたりのよい場所で管理します。庭植えでは日あたりと水はけのよい場所に、10センチ間隔で球根の高さの2倍の深さに植えつけます。
ムスカリの水やり
休眠期は乾燥気味に管理する
生育期間中はやや湿り気があるように管理し、土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをします。花後、葉が枯れ出して休眠期に入ったら水やりの回数を減らします。
ムスカリの肥料
開花中は週に1回追肥
植えつけ時に緩効性化成肥料を施します。3~5月の間、水やり代わりに週に1回薄めの液肥を施します。
ムスカリの掘り上げ
葉が黄色くなったら
3~4年に1回、球根を掘り上げます。適期は、6月で、葉が黄色く変化する頃です。掘り上げた球根は葉をつけたまま乾燥させ、葉が枯れたら葉と根を取り除いて、さらに乾燥させ、冷暗所に保管します。
葉が伸びすぎて、花とのバランスが悪くなった場合
植えつけが早すぎると、葉が伸びてしまって、花が咲いたときにバランスが悪くなってしまいます。また、花後球根を植えたままにしておいても早く芽が発生し、同じようになってしまうので注意しましょう。