
ダイアンサス
切れ込みのある花弁が可憐で美しい花です。
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■一季咲きや四季咲きがある

● 土が乾いたら水やりする
● 冬は低温にあてる
学 名 | Dianthus |
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英 名 | pink |
難易度 | 普通に育てられる |
原 産 | ヨーロッパ、地中海沿岸、アジア、南アフリカなど |
分 類 | ナデシコ科/一年草・宿根草 |
別 名 | ナデシコ(和名)、セキチク |
草 丈 | 15~50cm |
環 境 | 日あたりと水はけがよく、夏に暑すぎない場所 |
増やし方 | 種まき、株分け、挿し芽 |
花言葉 | 深い愛情 |
名前の由来 | ダイアンサスは属名。ギリシア語でdios(神聖な)+anthos(花)を意味します。 |
ダイアンサスの特徴
多くの自生種があり、日本にはカワラナデシコなど4種が自生しています。種間の交雑も容易なため、たくさんの園芸品種があります。
ダイアンサスの種まき
種子はばらまきにする
種まきの適期は9月です。平たい容器に培養土あるいはビート板を入れ、種子をばらまきにして、上から薄く土をかけます。日なたで管理し、発芽までは水を切らさないようにします。発芽後、葉が込み合ってきたら間引きをします。
ダイアンサスの移植
本葉が出たら移植
本葉が出てきた3号鉢に2株ずつ移植します。育苗箱を用いる場合は株間を15センチとって移植します。
ダイアンサスの定植
5号鉢に1~3株が目安
本葉が5~6枚程度になったら定植します。5号鉢を用いる場合はひと鉢に1~3株を目安に植えつけます。培養土に軽くひとつまみの緩効性化成肥料をよく混ぜます。庭植えでは株間を20センチとりますが、草丈の高くなる品種の場合は30センチ程度とったほうがよいでしょう。低温にあてないと花茎が伸びないため、冬も屋根のある戸外で管理します。
ダイアンサスの肥料
生育を見ながら与える
真夏を除いて、月に1~3回程度液肥を施します。肥料が多すぎると花つきが悪くなるので、生育のようすを見ながら適宜加滅します。
ダイアンサスの切り戻し
再び花が楽しめるが
株元から10センチほどの高さの所で切り戻しをすると、品種によっては再び花をつけます。
花後に下葉が枯れてしまった場合
高温多湿に弱いため、水はけが悪いと下葉が枯れることがあります。水はけのよい土に植えましょう。