
バラ
世界中で愛される花の女王です。
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● 日あたりと風通しのよい場所で管理
● 冬と春に剪定を行う
学 名 | Rosa |
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英 名 | Rose |
難易度 | 栽培が少し難しい |
原 産 | アジア、アメリカ、ヨーロッパ |
分 類 | バラ科/落葉低木、落葉高木 |
別 名 | ソウビ、ショウビ |
草 丈 | 80~300cm |
環 境 | 日あたりのよい屋外 |
増やし方 | 接ぎ木、挿し木 |
花言葉 | 愛情(赤)、相思相愛(白)、嫉妬(黄) |
名前の由来 | 棘のあるつるを表す「いばら」の略です。 |
バラの特徴
古来より美の象徴とされ、多くの人々に愛されてきた花です。たくさんの種類があり、樹形で分けると株立ち性のブッシュローズとつる性のつるバラ、咲き方で分けると一季咲きと四季咲きに分かれます。
バラの植えつけ
苗の接ぎ口は地上に出す
苗には新苗と、新苗を秋まで育てた大苗があります。初心者には大苗のはうが扱いやすいでしょう。大苗は11月下旬~12月下旬ごろに植えつけます。植えつける前に、苗を2~3時間バケツの水につけておき、根を短く切り揃えます。8号鉢に培養土を入れ、根を広げるようにして苗を置き、土をかぶせます。苗の接ぎ口を埋めないように注意します。日あたりのよい場所で管理します。
バラの剪定
冬の剪定は深めに
四季咲きは冬と夏の年に2回、一季咲きやつるバラは冬に1回剪定します。一般的に冬の勢定は深めに、夏の剪定は浅めに行います。ハイブリッド・ティー・ローズは、冬の剪定は枝が半分程度になるように深く、夏の勢定は全体の3分の2を残すくらいに切り込みます。
バラの植え替え
1年に1回新しい土に
バラは根がよく伸びるので、1年に1回、休眠期に土を替えます。
バラの肥料
年に4回以上施す
肥料は生育に合わせて年に4回以上与えます。休眠期の元肥、春先の追肥、つぼみの時期の肥料、花後のお礼肥です。元肥として牛糞などの有機肥料を、追肥や花の前には化成肥料をやります
病害虫について
バラは病害虫が発生しやすい植物です。新芽が動き出す春先から、殺菌剤などを散布します。
バラの豆知識
人気のオールドローズ
バラを系統から見れば、ハイブリッド・ティ一・ローズ以降の系統であるモダンローズ、原種である野生バラ、野生バラとモダンローズの中間であるオールドローズに大別することができます。モダンローズは、ハイブリッド・ティー・ローズに代表されるように、花首が太く、花びらの先が反り返る剣弁高芯咲きと呼ばれる花の形をしています。オールドローズは、花首が細く、花の形は外側の花びらが内側の花びらを包みこむカップ咲きが主流です。花はうつむきが右に咲きます。オールドローズにはガリカ、アルバ、ダマスクなど多くの系統があります。