ニゲラ
ファンタジーな姿の花と繊細な美しい葉が魅力です。
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■ゴマのような種子が入った果実が大きく膨らむ
● 風通しのよい日なたで管理する
● 過湿を避け、水やりは控えめに
学 名 | Nigella damascena |
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英 名 | Devil-in-a-Bush |
難易度 | 普通に育てられる |
原 産 | 南ヨーロッパ |
分 類 | キンポウゲ科/一年草・二年草 |
別 名 | クロタネソウ |
草 丈 | 50~60cm |
環 境 | 日あたりのよい場所 |
増やし方 | 種まき |
花言葉 | 当惑、夢の中の恋 |
名前の由来 | ラテン語のniger(黒い)に由来。種子が黒いためです。 |
ニゲラの特徴
葉は細長く繊細で、花は糸状の総苞と呼ばれる葉のようなものに包まれるようにして開きます。花弁のように見える部分は萼片で、本当の花弁は退化しています。
ニゲラの種まき
移植を避けて直まきに
直根性の根で移植を嫌うため栽培用の鉢に直まきします。種まきの適期は9~10月。4号鉢に数粒ずつ種まきします。培養土は水はけのよいものを用います。嫌光性で光があたると発芽しないので、しっかりと覆土します。発芽後、間引きをしながら育て、1鉢に1株にし、風通しのよい日なたで管理します。
ニゲラの定植
傷めないように注意
育苗箱などに種子をまいて発芽させた場合は、子葉が出たら早い時期に4号鉢に1株ずつ定植します。根を傷めないように周囲の土と一緒に取り、そのまま定植するとよいでしょう。定植後はよく日のあたる場所に置きます。
ニゲラの水やり
水をやりすぎない
鉢土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。ただし過湿にすると根腐れを起こしやすいので注意します。
ニゲラの肥料
追肥は控えめに
植えつけの用土にあらかじめ緩効性化成肥料を混ぜておきます。開花期には追肥として2週間に1回程度液肥を与えますが、肥料を与えすぎると弱い株になってしまうので、控えめにします。
花がらについて
花が咲き終わったら、花がらは摘み取ります。こうすることで花付きがよくなります。ただし、風船のように膨らむ果実を楽しんだり種子を採るときは、摘み取らずにそのままにしておきます。