
ベゴニア・センパフローレンス
丈夫で育てやすく、春から秋まで花を楽しめます。
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● 日当たりのよい場所に置く。八重のものは西日を避ける
● 湿度の高い時期は風通しのよい場所に置く
学 名 | Begonia Semperflorens |
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英 名 | Perpetual begonia |
難易度 | 初心者でも育てやすい |
原 産 | 南アメリカ |
分 類 | シュウカイドウ科/一年草・宿根草 |
別 名 | シキザキベゴニア(四季咲きベゴニア) |
草 丈 | 20~40cm |
環 境 | 日あたりのよい場所(一重咲き品種)、西日のあたらない場所(八重咲き品種) |
増やし方 | 種まき、挿し木 |
花言葉 | 片思い |
名前の由来 | サントドミンゴの総督Michelbegonにちなまれます。 |
ベゴニア・センパフローレンスの特徴
四季咲きベゴニアと呼ばれるように春から秋まで花を咲かせ続ける、ベゴニアの仲間です。観賞用とされるベゴニアには、ほかに、フユザキベゴニア、キュウコンべゴニア、キ
ダチベゴニアなどがあります。
ベゴニア・センパフローレンスの種まき
発芽には光が必要
3~4月が適期です。ビート板に種子をばらまきして、濡れた新聞紙で覆います。好光性なので覆土はしません。種まき後は底面吸水で乾燥を防ぎます。種子の6~7割が発芽したら新聞紙を外します。
ベゴニア・センパフローレンスの移植
5~6センチ間隔で移植
本葉が2~3枚開いたら、平鉢に5~6センチ間隔で移植します。
ベゴニア・センパフローレンスの定植
葉が込んできたら定植肥を追肥する
葉が触れあうようになってきたら定植します。定植は4号鉢に1株が目安です。一般的に一重咲きの品種は強健で、直射日光にも耐えるため、一年中日あたりのよい場所に置きます。八重咲きの品種は夏の強い光に当たると生育が衰えるため、午前中だけ日があたるような場所に置きます。どの品種も寒さには弱いので、霜や冷たい風のあたらない場所に移動させます。
ベゴニア・センパフローレンスの肥料
肥料切れに注意
定植時に元肥として緩効性化成肥料を混ぜます。長い期間花を咲かせるので、肥料切れに注意し、1週間に1回水やり代わりに液肥を施します。
花が咲かない場合
冬には花が咲かないことがありますが、春から秋に花が咲かない場合は、日光不足や窒素肥料の過多が考えられます。日によくあて、リン酸とカリ分の多い肥料を与えるようにしてください。
ベゴニア・センパフローレンスの豆知識
多彩なベゴニア類
ベゴニアの仲間は、園芸上は、茎の形や性質などから、直立した地上茎を持つ木立性ベゴニア、太い根茎をもつ根茎性ベゴニア、地下に根茎をもつ球根性ベゴニアに大別されます。しかし、交雑によってそれらの中間的な性質を持つものもあり、明確に区別できないものもあります。また、観葉植物として親しまれ、美しい模様の入った葉をもつレックスベゴニア(観葉ベゴニア)も仲間です。