サルビア
初夏から秋の花壇を彩ります。
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■病害虫が少なくて育てやすい
● 日当たりのよい場所に置く
● 多湿に注意しつつたっぷりと水やりをする。
学 名 | Salvia |
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英 名 | Sage |
難易度 | 初心者でも育てやすい |
原 産 | 南アメリカ |
分 類 | シソ科/一年草・宿根草 |
別 名 | ヒゴロモソウ(サルビア・スプレンデンス) |
草 丈 | 30~100cm |
環 境 | 日あたりのよい場所 |
増やし方 | 種まき |
花言葉 | 燃える恋 |
名前の由来 | 薬効があることからラテン語の「健康」に由来。 |
サルビアの特徴
サルビアの品種は多く、現在500種以上が知られています。そのなかでもっともポピュラーなのがサルビア・スプレンデンスです。花色は赤が一般的ですが、白や黄色、桃色なども人気があります。また、ハーブとして知られるセージもサルビアの仲間で、初夏に紫、青、白色などの花を付けます。
サルビアの種まき
早まきしない
用土を入れた育苗箱かビート板に種子をばらまきして、濡らした新聞紙などで覆い、水切れさせないようにして目なたで管理します。1週間ほどで発芽しますが、発芽適温が20~25度と高めなので、あまり早くまきすぎると発芽しません。
サルビアの植えつけ
水はけのよい用土に
本葉が2~3枚になったら、5号鉢に3株をめやすに植えつけます。用土には元肥として緩効性化成肥料を混ぜます。庭植えの場合は株間を30センチほどとって植えます。新芽が10センチほどに伸びたら芯を摘んで、わき芽を増やします。
サルビアの肥料
開花中の肥料切れに注意
開花中は液肥を2週間に1回施し、1~2カ月に1度は置き肥をします。開花中に肥料切れを起こすと花付きが悪くなります。
サルビアの切り戻し
盛夏に切り戻す
夏の高温期には株が元気を失い、花付きも悪くなりますが、草丈の3分の1ほどを切り戻すと生長に勢いがつき、秋にまた花を付けます。
梅雨の時期に勢いがなくなった場合
雨で多湿になって根腐れを起こしていることが考えられます。雨が続くときは軒下など雨のあたらない場所に移動させましょう。
サルビアの豆知識
ハープとしても有用なセージ
サルビアの仲間セージは、薬用サルビアとも呼ばれ、欧米では古くからハーブとして家庭で植栽されています。現在では主にスパイスとして利用されますが、古くは薬用としてうがい薬や胃腸炎の内服薬として用いられていました。また、ブルーサルビアとも呼ばれるサルビア・ファリナケアは、青紫色の花でこちらも人気の品種です。