
カラー
存在感のあるスタイリッシュな花です。
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■湿地性種と畑地性種がある

● 湿地性は受け皿に水を張る
● 3~4年に1度10月ごろに掘り上げる
学 名 | Zantedeschia |
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英 名 | calla、calla lily |
難易度 | 栽培が少し難しい |
原 産 | 南アフリカ |
分 類 | サトイモ科/球根植物 |
別 名 | オランダカイウ |
草 丈 | 20~100cm |
環 境 | 湿地性は水もものよい土壌、畑地性は水はけのよい土壌 |
増やし方 | 分球、株分け |
花言葉 | 夢のような恋 |
名前の由来 | 仏炎芭(ぶつえんほう)という花の形が洋服の襟(カラー)に似るためです。 |
カラーの特徴
仏炎苞と呼ばれる独特の花の形と、スラリとした草姿が美しい宿根草または球根植物です。高温多湿を好む湿地性種と、水はけのよい場所を好む畑地性種があります。草丈では、1メートル以上になる高性種と、20~30センチほどの矮性種があり、花色のバリエーションも豊富です。
カラーの植えつけ
湿地性は受け皿に水を張る
3~4月が適期。湿地性種、畑地性種ともに、6号鉢に1~3球ずつ、5~10センチの深さに植えつけます。赤玉土の小粒、腐葉土を混ぜたものを培養土とします。湿地性種は乾燥させないよう、受け皿に水を張った状態で管理します。畑地性種は真夏の直射日光を避け、それ以外は日あたりのよい場所で管理します。水やりは表面の土が乾いてから行います。
カラーの花後の管理
液肥で球根を太らせる
花後、葉が黄色くなるまで1週間に1回の割合で液肥を施して球根を太らます。
カラーの掘り上げ
3~4年に1度の割合で
3~4年に1度、10月ごろに堀り上げ、乾燥させてから室内で保管します。植えたまま越冬させる場合は霜にあてないようにします。
カラーの病害虫
過度の湿気や乾燥に注意
畑地性種は過度の湿気や乾燥に弱く病気になりやすいので、梅雨時は軒下で管理する、冬はこまめに水やりをするなどの対策が必要です。根腐れしたら水やりを控え、土にマイシンを注ぎ入れて病虫害を駆除します。
梅雨時に球根が腐ってきた場合
軟腐病です。まわりの土ごと病気の株を抜き取ります。梅雨入り前にマイシンを散布したり、通気をよくしたりして予防します。