シャコバサボテン
鎖状に連なる葉がユニークです。
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●寒くなってきたら室内で管理する
●開花中以外は乾燥気味にする
学 名 | Schlumbergera truncata |
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英 名 | Christmas cactus |
難易度 | 普通に育てられる |
原 産 | ブラジル |
分 類 | サボテン科/宿根草 |
別 名 | クリスマスカクタス、デンマークカクタス |
草 丈 | 20~40cm |
環 境 | 日あたりと水はけのよい場所 |
増やし方 | 挿し芽 |
花言葉 | もつれやすい恋 |
名前の由来 | 葉状茎のとげ状の突起物がシャコを連想させるのが名前の由来です。 |
シャコバサボテンの特徴
とげのついた葉が鎖状に連なり、葉の先に色鮮やかな花を咲かせます。葉が垂れ下がるので、ハンギングバスケットなどにも向きます。
シャコバサボテンの植えつけ
適期は4月
4月ごろ、苗を購入して、赤玉土の中粒4、パーライト3、ピートモス3の用土に植えつけます。葉が肉厚でつやのある苗を選びます。
シャコバサボテンの置き場所
花芽が付いたら室内へ
4月下旬~10月上旬までは、直射日光や雨のあたらない屋外に置き、乾燥気味に管理します。日が短くなり、花芽が付いたころに室内に移動させ、春まで室内に置きます。
シャコバサボテンの植え替え
2年に1回植え替え
春に植え替えをします。植え替えをするのは2年に1度、鉢底から根が出たり、葉状茎(茎節)の付け根から気根が伸びてきたら、ひとまわり大きい鉢に植え替えます。
シャコバサボテンの整枝
放射状にまとめる
4月ごろ、葉色が赤紫色のものや、つやのないものを切り取って、株が放射状になるよう整枝します。
シャコバサボテンの挿し芽
切り落とした葉を使用
整枝で切り落とした菓2~3節を使って増やすことができます。半日陰で切り口を乾燥させてから挿します。用土は植えつけと同様のものを使用します。
シャコバサボテンの水やり
開花中以外は乾燥気味に
開花中は表土が乾いたらたっぷり水やりをします。多湿で根が腐ることがあるので、乾燥気味に管理します。
つぼみが落ちた場合
つぼみが小さいときに環境を変えるとつぼみが落ちてしまうので、つぼみが付いたものは鉢を動かさないようにします。つぼみが2センチ以上になれば大丈夫です。
シャコバサボテンの豆知識
シャコバサボテンの近線種
シャコバサボテンは、近縁のカニバサボテンやイースターカクタスと非常によく似ていますが、これらの種とは花期や葉の形が異なります。シャコバサボテンの花期は11~12月ごろで、葉状茎の両端が尖っています。それに対し、カニバサボテンは花期が1~3月で葉状茎の両端が丸く、イースターカクタスは花期が4~5月、葉状茎の両端はとがり、とげが密生しています。