ツルニチニチソウ
清楚な色合いの花と葉のグリーンが美しい花です。
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● 日陰より、日なたの方が生育がよい
● 過湿、過肥を避ける
● つるが伸び過ぎたら花後に切り戻す
学 名 | Vinca major |
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英 名 | band plant、blue-buttons |
難易度 | 初心者でも育てやすい |
原 産 | 南ヨーロッパ、北アフリカ |
分 類 | キョウテクトウ科/宿根草 |
別 名 | ツルギキョウ、ビンカ、ペリウィンクル |
草 丈 | 30~200cm |
環 境 | 日あたりのよい場所~半日陰 |
増やし方 | 挿し木 |
花言葉 | 優しい思い出 |
名前の由来 | ニチニチソウに似たつる性の花というところから呼ばれています。 |
ツルニチニチソウの特徴
日なたでも半日陰の場所でも土を選ばずよく育ち、育てやすい植物です。株元から1~2メートルはどのつる状の茎を四方に伸ばします。つやのある葉も美しく、常緑のため人気があります。
ツルニチニチソウの植えつけ
水はけのよい土に植える
植えつけの適期は5~6月と10月です。水はけのよい土を用いて植えつけます。日陰にもよく耐えますが、日あたりのよい場所に置いたほうが生育はよくなるので、植えつけ後は日なたに置きましょう。
ツルニチニチソウの水やり
乾燥気味に管理する
用土が湿っていると生育が衰えます。乾燥気味に管理して、鉢土の表面が完全に乾いたらたっぷりと水やりをします。
ツルニチニチソウの肥料
肥料は控えめに
開花期に、2週間に1回程度、水やり代わりに液肥を施します。肥料が多すぎると茂りすぎます。
ツルニチニチソウの植え替え
鉢植えは毎年植え替える
生育が旺盛なため、鉢植えでは、2年に1回はひとまわり大きな鉢に植え替えます。植え替えは真夏と真冬を除けば一年中可能です。
ツルニチニチソウの剪定
伸びすぎたら春に切り戻す
生育旺盛でつるが四方に伸びます。伸びたつるがからまっているようなら、込み合った部分をすくように剪定します。また長く伸びすぎたときには春に切り戻しをして、樹姿を整えます。切り戻したときに出た枝を砂などに挿しておくと、簡単に挿し木でふやすことができます。
生育が旺盛で伸びすぎて困った場合
花が終わった後(初夏)に切り戻すようにします。そのときには、つるに葉が5枚以上残るようにしてください。
ツルニチニチソウの豆知識
鉢小ぶりのヒメツルニチニチソウ
庭先などで多く栽培されるのは、ツルニチニチソウと、それより花も葉もやや小型のヒメツルニチニチソウです。見た目ははとんんどツルニチニチソウと変わりありません。常緑でグラウンドカバーとして人気が高い植物ですが、寒冷地では冬に落葉することもあります。また、ヒメツルニチニチソウはカイガラムシがつきやすいので注意しましょう。