スイートアリッサム
地面を覆う甘い香りの可憐な花です。
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■地を這うように広がる
● 水やりは控えめに
● 夏は木陰など半日陰の場所に
● 冬は霧よけや敷きわらなどで寒さから守る
学 名 | Lobularia maritima |
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英 名 | sweet alyssum |
難易度 | 普通に育てられる |
原 産 | ヨーロッパ南部(マケドニア地方) |
分 類 | アブラナ科/一年草または宿根草 |
別 名 | 二ワナズナ(和名) |
草 丈 | 15cm |
環 境 | 日あたりのよい、夏涼しい場所 |
増やし方 | 種まき |
花言葉 | 価値あるもの |
名前の由来 | アリツサム属の花に似ていて、甘い香りをもつことから呼ばれています。 |
スイートアリッサムの特徴
学名がロブラリア・マリティマという一年草です。秋に種子をまくと翌年の春に花を咲かせ、適切に管理するとその年の秋にも花を咲かせます。小さな花を密生させて地面を這うように広がる姿が美しい草花です。
スイートアリッサムの種まき
秋2回種まきが可能
発芽に適した温度は15~20度で、3月、9~10月の年に2回種子をまくことができます。容器に種まき用の培養土を入れたもの、あるいはビート板にばらまきします。
スイートアリッサムの植えつけ
発芽後早めに間引き
根が深く生長するため、発芽したら早めに間引きします。本葉が2~3枚に生長したら、3号ポットにひと株ずつ植え替えます。
スイートアリッサムの定植え
本葉5~6枚で定植
本葉が5~6枚になったら定植します。培養土に1リットルあたり5~10グラムの緩効性化成肥料を施して、5号鉢に2株をめやすに、株間5~10センチ程度で定植します。植えの場合は苦土石灰で土を中和して、その後1立方メートルあたり堆肥10リットル、緩効性化成肥料50~100グラムを施しておき、20センチ間隔で定植します。
スイートアリッサムの肥料
薄めの液肥を与える
夏の暑い時期と冬の寒い時期を除き、定植後は薄めの液肥を月に2~3回程度の割合で与えます。
スイートアリッサムの切り戻し
春の花が満開の時期を過ぎたら切り戻しをする
春の花が満開の時期を過ぎたら、株全体を3分の1ほどの高さに切り戻します。
葉が黄色く変色して元気がなくなった場合
葉が重なって風通しが悪くなると蒸れて葉が黄色く変色します。込み合った部分は茎葉を間引くように剪定して、風通しをはかりましょう。
スイートアリッサムの豆知識
よく似たアリッサム属の草花
スイートアリッサムは、よく似た宿根草のアリッサム・モンタナムやサクサティリス(サクサタイル)とともにアリッサムと呼ばれますが、モンタナムやサクサティリスはアリツサム属であるのに対し、スイートアリッサムはロブラリア属です。モンタナムはスイートアリッサムと同じように地面を這うように育ちますが、サクサティリスは茎が立ち上がります。