ポインセチア
クリスマスを彩る冬の定番鉢花です。
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■暑さに強く、寒さに弱い
● 水やりは土の表面が乾いてから
● 毎月化成肥料を、開花前は液肥を施す
学 名 | Euphorbia pulcherrima |
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英 名 | Christmas flower |
難易度 | 栽培が少し難しい |
原 産 | メキシコ |
分 類 | トウタイグサ科/常緑低木 |
別 名 | ショウジョウボク(和名) |
草 丈 | 30~200cm |
環 境 | 日あたりと水はけのよい場所 |
増やし方 | 挿し木 |
花言葉 | 情熱的な恋 |
名前の由来 | ポインセチアの発見者で、アメリカ合衆国初代メキシコ大使のポインセットの名に由来しています。 |
ポインセチアの特徴
葉(苞)が赤く色づくので、クリスマスの鉢花として人気の高い植物です。日が短くなると葉が赤く色づく性質があるため、9月になったら夕方5時~翌朝の8時ごろまで箱や黒布などで覆いをすると、12月ごろから赤い葉が楽しめます。
ポインセチアの植えつけ
冬は日のあたる室内で管理
苗は10月以降出回るので、5号鉢に1株を目安に植えつけます。赤玉土の小粒6、腐葉土3、バーミキュライト1の割合の用土を使用します。冬のあいだは日あたりのよい室内で管理し、5月になったら屋外に出して日光に十分あてます。
ポインセチアの植え替え
3~4月が適期
3~4月に、株の3分の1を残して切り戻します。その後、ひとまわり大きめの鉢に植え替えて化成肥料を施します。
ポインセチアの切り戻し
夏にも切り戻しを行う
夏にも切り戻しをします。春に切り戻した箇所より2~3センチ上を切ります。
ポインセチアの挿し木
切り戻した枝を利用する
春や夏に切り戻しをしたときの枝を利用して、挿し木で増やすことができます。新芽10センチほどをバーミキュライトに挿します。
ポインセチアの水やり
表面の土が乾いてから
水をやりすぎると根腐れすることがあるので、表面の土が乾いてから水やりをします。
ポインセチアの肥料
開花中は月2回液肥を施す
1年を通して、月1回化成肥料を、開花中は月に2回液肥を施します。
葉に黒いすすのようなものができた場合
オンシツコナジラミが引き起こしたすす病だと考えられます。アクテリックを散布して防除します。
ポインセチアの豆知識
さまざまな葉色の園芸品種
ポインセチアは19世紀前半にアメリカに導入され、以降ヨーロッパにも広がり、日本には明治中期に渡来しました。園芸品種の改良は20世紀になって盛んになり、苞(ほう)が大きい〈バーバラ・エツケ・シュープリーム〉〈工ッケスポイントC-1)などのほか、葉がピンク色の〈工ッケ・ピンク〉〈ピンク・ヘッグ〉、白色の〈エッケ・ホワイト〉〈ホワイト・ヘッグ〉、クリーム地にピンクの斑入りの〈V10〉など、多くの品種が生みだされ、現在はさまざまな葉色の品種が広く普及しています。