マタタビの育て方・栽培方法
マタタビ科
つる性で秋に直径3cmほどの黄色い果実をつけます。果実は果実酒や塩漬けにして食用にします。
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●植えつけから幼少期には、猫に注意。
●日本各地。
●虫が集まりやすい木だが、丈夫で、農薬を散布する必要はほとんどなく、栽培は比較的容易。
マタタビの果樹としての特徴
つる性の落葉樹で、花期には枝先の葉が白色に変わるので、観葉植物としても使うことができます。猫の好む木として有名で、葉、枝、果実のいずれでも、猫を陶酔状態にする作用があります。6~7月にウメに似た5弁の白い花をつけます。雌雄異花ですが、両性花もつけます。
マタタビの栽培条件と品種選び
やや湿気のある深い土壌を好みます。丈夫で、土質も選びません。寒さに強い樹木で、また日陰でもよく育ちます。やや湿り気のある土壌を好むので、とくに鉢植えでは夏の乾燥に注意しましょう。
マタタビの栽培方法
植えつけは2~3月に行い、植えつけ後は地面から30~4cmほどのところで切りつめます。つる怪なので、庭ではトレリスなどを使って「垣根仕立て」などに、鉢植えでは 「あんどん仕立て」などにします。結実のころに水分が足りないと、果実の生育が悪くなるので、8~10月にはたっぷりと水やりします。肥料はほとんど必要ありません。猫が好む樹木なので、植えつけから幼木の間は、猫に襲われないように注意しましょう。