グァバの育て方・栽培方法
フトモモ科
黄白色の果実はつややかで、汁が多く甘い。ビタミンCの含有量は果物中最高レベルです。
※画像をクリックすると拡大します
●冬の防寒対策をしっかり行う。
●九州南部、沖縄。
●丈夫で土壌を選ばず、比較的栽培しやすい。
グァバの果樹としての特徴
熱帯アメリカ原産の常緑低木です。果実は球形、卵形、洋ナシ形などがあり、熟すと黄白色になります。甘味と淡い酸味があり、ジュースやジャム、ゼリーなどに加工されます。和名をバンジロウまたはバンザクロといいます。
グァバの栽培条件と品種選び
やや乾燥した土地を好みます。生育温度は20~25℃、冬期にも10℃以上を保ちます。熱帯地方以外では、鉢植えで栽培します。自分の花粉で結実するので、単植できます。
グァバの栽培方法
春から秋の生育期は、日照のよい屋外で育てます。冬は室内で育てますが、温度10℃以上に保つように注意しましょう。鉢の表面が乾いたら十分に水をやります。温度管理ができていれば、年間を通じて発芽して枝が伸びるので、適度に間引いて、伸びすぎた枝は切りつめます。毎年3月に玉肥4~5個を置き肥します。果実は葉10枚に対して1果程度が適当です。株全体で8~10果を目安に摘果しましょう。