ライチの育て方・栽培方法
ムクロシ科
中国で紀元前から栽培されていた果実。楊責妃が好んで食べたといわれています。
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●水やりの管理と、冬の防寒対策が重要。
●九州南部、沖縄。
●冬の温度管理と寒害に注意。
ライチの果樹としての特徴
中岡南部原産の果樹です。果実は卵形たは球形で、亀甲状の果皮に覆われ、個ずつ房状につきます。
ライチの栽培条件と品種選び
マィナス3.3℃以トに長時間さらされる枝葉が枯れてしまうので、冬でも平均温13℃以上を維持しますl、ただし、花をつけるには5~7℃の低温が必要で一般には鉢植えで栽培します。
ライチの栽培方法
赤玉土6、ピートモス2、川砂2の川に植えつけ、生長するにしたがって、大きな鉢に植え替えます。春から秋にかけては、屋外でたっぷり日光にあて、冬は日当たりのよい室内で育てます。夜間は霜などが降りないように、段ボールで覆うなどの防寒対策が必要です。肥料は5・7・9月に玉肥を2~3個置き肥します。水分を非常に好みます。とくに、果実が肥大する6~7月には、1日数回、こまめに水やりをしましょう。本来は樹高10mほどになる高木です。あまり大きくならないように、春に主幹を切りつめ、コンパクトな樹形に整えましょう。収穫後には、混み合った枝を間引いて、日当たりと風通しをよくします。また、室内で栽培する場合は、人工授粉して実つきをよくします。