マンゴーの育て方・栽培方法
ウルシ科
果実は甘味に富み、多汁で、ねっとりとした口当たりと、独特の風味をもっています。
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●温度と水分の管理を注意深く。
●九州南部、沖縄。
●つねに、温度、水分、日照などを考えた管理が必要。
マンゴーの果樹としての特徴
直立性の常緑高木で、本来は樹高10~30mに達します。果皮の色は品種によって異なりますが、果肉はいずれも黄色または橙色で、汁が多く、ねっとりとした舌触りがあります。
マンゴーの栽培条件と品種選び
高温多湿を好みます。生育温度は25~30℃、冬期にも15℃以上を保ちます。熱帯地方以外では、鉢植えで栽培します。自分の花粉で結実しますが、より確実に実をとるには人工授粉を行います。
マンゴーの栽培方法
鉢植えでは、こまめな剪定で樹勢を抑え、主枝が3~4本の「主幹形仕立て」にします。春から秋の生育期は、できれば屋外で育て、鉢の表面が乾いたら十分に水をやります。5・7・9月には玉肥を2~3個ずつやります。花芽がつくためには3か月以上の乾期が必要なので、秋から冬にかけては水やりを控えめにします。冬は日当たりのよい室内でて、15℃以下にならないように温度管理をしっかりと行います。果実が2~3cmになったら、1鉢2~3果になるように摘果します。