ナメクジ・ウスカワマイマイ
草食性のテントウムシの仲間。葉や茎、果実の表面を食害します。
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ナメクジ・ウスカワマイマイの症状の特徴
若葉や果実に不規則な穴があく
ナメクジやカタツムリの仲間は日中は石や落ち葉の下、プランターや鉢の下などに隠れています。夜になるとはい出し、植物をなめるように食事します。とくにやわらかな若い葉や花弁、果実を好んで、不規則なかじり跡を残します。はい回った跡に白っぽく光るすじが残るので、ナメクジの被害だとわかります。ウスカワマイマイは大きさ2mmほどのカタツムリの仲間です。曇りや雨の日には日中でも半日陰になる場所にいて、花弁ややわらかい葉を食害します。年間を通じて被害は発生しますが、野外では4~6月と9~10月に多く、冬と夏には減ります。
ナメクジ・ウスカワマイマイの対策
捕殺が基本。多発する場合は誘引殺虫剤を
夜間に活動するため、夜に根気よく見回って見つけ次第捕殺します。多発する場合はナメクジ用の誘引殺虫剤をまいて駆除しますが、フタスジナメクジにはあまり効果がありません。小皿にビールを入れておくと、ナメクジが誘引されて出てくるので、捕まえて処分します。
ナメクジ・ウスカワマイマイの予防法
隠れ場所をなくす
隠れ場所となるような落ち葉や石などを地面におかないようにします。また、ナメクジやウスカワマイマイには銅イオンを忌避する性質があります。銅線や防虫銅底網を利用す
ると被害を減らすことができます。
ナメクジ・ウスカワマイマイの被害の多い植物
●ハクサイ●ダイコン●キャベツ●コマツナ●シュンギク●ナス●コスモス●ジ二ア●キンセンカ●パンジー●ペチュニア●ダリア●キク●べコ二ア●サクラソウ●洋ラン類●マリーゴールド●ゼラニウム