イラガ類
イラガ、アカイラガ、ヒメクロイラガ、ヒロへリアオイラガ、クロシタアオイラガ、テングイラガなど
毒針をもつため、直接触れないように注意しましょう.
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イラガ類の症状の特徴
葉上で幼虫時代を過ごし、葉を食害する
イラガ類には多くの種類がありますが、代表的なものはイラガ、アカイラガ、ヒメクロイラガ、ヒロへリアオイラガ、クロシタアオイラガなどです。発育初期の幼虫は菓裏を薄く食害するため、被害を受けた葉は白く透けたように見えます。大きくなると葉全体を食害します。ヒメクロイラガなどでは、大発生して大きな被害になることがあります。
イラガ類の対策
捕殺、あるいは殺虫剤で駆除
幼虫は夏から秋にかけて年1回、あるいは2回発生します。毒針をもっているので、直接手で触れないように注意して捕殺します。種類によっては発生の初期に群生します。群生している場合には菓ごと切り捨てます。薬剤を使用するときは、幼虫ができるだけ小さなうちに散布します。
イラガ類の予防法
まゆの時期に駆除しておく
イラガの仲間はまゆで越冬します。イラガは樹木の枝の分岐部に、ヒロへリアオイラガなどは樹木の幹や壁などに、アカイラガは落ち葉の中などにまゆをつくります。冬の間、まゆを見つけたら、幼虫が発生する前に取り除いて駆除します。
イラガの被害の多い植物
●サクラ●力工デ●ケヤキ●ヤナギ●プラタナス●エノキ●ウメ●ビワ●クリ●ナシ●クルミ●サルスベリ●チヤ●カキ●リンゴ●ザクロ
アカイラガの被害の多い植物
●サクラ●ツツジ●チヤ●コナラ●ウメ●クリ●プラタナス●エノキ
ヒメクロイラガの被害の多い植物
●サクラ●ケヤキ●カキ
ヒロへリアオイラガの被害の多い植物
●ツパキ●ケヤキ●力工デ●サクラ●プラタナス ●カシ●ヤナギ●ポプラ●ウメ
クロシタアオイラガの被害の多い植物
●サクラ●ツツジ●クヌギ●カキ●クリ●ウメ
テングイラガの被害の多い植物
●サクラ●力工デ●サルスベリ●フヨウ●チャ●ヤナギ●アンズ●カキ