
枝枯病(糸状菌病)
名前のとおり、病気が広がることで枝を枯らす病気です。
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枝枯病の症状の特徴
病斑が枝を取り巻くと、その先が枯れる
バラの茎の切り口部の下方に褐色の斑点が発生し、その病斑が枝を取り巻くように拡大して、病斑部より先の枝葉が枯死します。その後、枯死した枝の表面に、多数の黒い隆起した粒があらわれます。ウメの枝では、まずヤ二が吹き出し、そこに裂け目ができます。ヤニが出なくなると、ゴツゴツとしたさめ肌状になります。この症状が枝を取り巻くと、その部分から枝が枯れます。
枝枯病の対策
発病した枝は焼却処分する
発病した枝は見つけしだい切り取り、焼却処分します。
枝枯病の予防法
風通しと日照を確保して発生を予防
前年発病した根は切り取って、伝染源を断ちます。風通しと日当たりが悪いと発生しやすいので、冬の剪定時に、枯れた枝、混み合った部分の枝を剪定します。
枝枯病にかかりやすい植物
●バラ
●ナンテン
●ウメ等