シャクガ類
ウスバフユシャク、フタナミトビヒメシャク、ウメエダシャク、ウスバミスジエダシャク、オオトビスジエダシャク、シモフリトゲエダシャク、ヨモギエダシャク、ユウマダラエダシャクなど
植物の葉や花、果実を食害します。
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シャクガ類の症状の特徴
樹木や花、草花を食害
シャクガの幼虫はいわゆるシャクトリムシとよばれるもので、数多くの種類がいます。多くは樹木や草花の葉を食害しますが、一部は花、つぼみ、球果などにも被害を及ぼします。庭木や果樹に被害をもたらすものとして、ウスバフユシャク、フタナミトビヒメシャク、ウメエダシャク、ウスバミスジエダシャク、オオトビスジエダシャク、シモフリとげエダシャク、トビモンオオエダシャク、ニトベエダシャクなどがあります。ヨモギエダシャクは雑食性で、キク、ダリアのほか各種の樹木を加害します。ユウマダラエダシャクはマサキの生け垣につき、大発生すると、葉を全部食いつくしてしまうことがあります。
シャクガ類の対策
発生の初期に薬剤で駆除
大きく成長した幼虫では薬剤の効果が期待できないので、なるべく幼虫が小さなうちにスミチオン乳剤、オルトラン液剤・水和剤、アクテリックなどを散布して駆除します。
シャクガ類の予防法
除草をしっかり行う
近くに雑木林のある土地や下草の管理が不十分な土地では、発生しやすくなるので、除草などをしっかりと行いましょう。
シャクガ類の被害の多い植物
●多くの庭木・花木
●多くの果樹
●多くの草花