アワフキムシ
幼虫が出す泡が美観を損わせます。
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アワフキムシの症状の特徴
泡の中で幼虫が育つ
成虫はセミのような姿をした体長1㎝程度の虫です。幼虫は赤褐色の扁平で5月頃あらわれ、泡を分泌してその中で成長します。幼虫、成虫とも吸汁しますが、それによる被害はそれほど大きくありません。しかし、虫が出す泡によって美観が損われます。
アワフキムシの対策
捕殺が基本。多発時には薬剤散布を
枝のまたになった部分などにある泡の中に幼虫がいます。動きが遅いので簡単に捕殺することができます。多発したときはスミチオン乳剤、オルトランCなどを散布して駆除します。
アワフキムシの予防法
幼虫のうちに対処
成虫は7~8月に発生しますが、成虫の動きは活発なので、5~6月の幼虫のうちに捕殺します。
アワフキムシの被害の多い植物
●マツ
●バラ
●ブドウなどの庭木や果樹