
テントウムシダマシ
ニジュウヤホシテントウ、オオニジュウヤホシテントウ
草食性のテントウムシの仲間。葉や茎、果実の表面を食害します。
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テントウムシダマシの症状の特徴
さざ波状に食害する
黒い斑が28あるテントウムシで、成虫、幼虫とも葉を食べます。葉裏から葉肉を食べて、さざ波のような模様に食害します。葉の食害が進むと薬は褐色に枯れ、その後茎や果実
の皮も食害します。成虫は6~7mほどの大ききで、やや大きめのオオニジュウヤホシテ
ントウと、ぞれより小さなニジュウヤホシテントウがあります。オオニジュウヤホシテントウは、おもに関東地方より北の寒い地方に分布し、年1~2回発生します。ニジュウヤホシテントウは関東地方より南に分布し、年2~3回、6月、8~9月に成虫が発生します。越冬した成虫は4月頃現れ、ジャガイモなどにつき、その後ナスなどほかの植物に移ります。
テントウムシダマシの対策
発生時期に薬剤散布
成虫を見つけたら、すぐに捕殺するとともに、5月頃から1週間おきに2~3回、スミチオン乳剤、オルトラン液剤・水和剤など、栽培している作物への登録のある薬剤を散布します。
テントウムシダマシの予防法
まずジャガイモで駆除を
越冬後は最初にジャガイモに集まるため、ジャガイモで徹底的に駆除しておけば、暖かくなってからのほかの植物への被害の拡大を抑えることができます。
テントウムシダマシの被害の多い植物●ナス
●ジャガイモ
●トマト
●キュウリ
●エンドウ
●ピーマン