オオタバコガ・タバコガ
幼虫がつぼみや果実、茎を食害します。
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オオタバコガ・タバコガの症状の特徴
開花、結実を阻害
タバコガはもともとワタの重要害虫として知られていました。近年、外国からオオタバコガが侵入し、年に3~4回発生してさまざまな農作物に被害をもたらしています。幼虫が、つぼみや果実を食害し、花が咲かない、実がならないなどといった被害が出ます。また、茎の中を食害することもあり、その場合は、食害部位より先の部分が枯死し、被害が拡大します。
オオタバコガ・タバコガの対策
果実に侵入する前に薬剤駆除
幼虫が果実の中に侵入してしまうと薬剤の効果が発揮できなくなる為、孔あきのある果実を見つけたら、切り取って処分します。発生したばかりでまだ果実の中に入らない若齢幼虫のうちであれば、オルトラン水和剤などを散布して駆除します。
オオタバコガ・タバコガの予防法
果実にもぐりこむ前に捕殺
食害の跡や糞があったら、注意してその周囲を探し、果実などの中にもぐりこむ前に捕殺します。
オオタバコガ・タバコガの被害の多い植物
●バラ
●トマト
●ナス
●ピーマン
●キャベツ
●キュウリ
●ハクサイ
●レタス
●キク
●ガーベラ
●コスモス
●キンギョソウ