ハモグリガ類
モモハモグリガ、カキホソガ、ミカンハモグリガ、モモハモグラガ、キンモンホソガ、ギンモンハモグリガ、ヒルガオハモグリガ、ネギコガなど
蛾の幼虫が葉肉に潜りこんで害を与えます。
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ハモグリガ類の特徴
蛇行した不規則な条斑が発生
葉に不規則に蛇行したすじのような斑や、袋状になった円形の食害痕が発生します。これは、ハモグリガの幼虫が葉肉内に潜りこんで食害した跡です。多発すると葉が早期に落葉し、植物は衰弱します。ハモグリガにはいくつかの種類がいて、幼虫は体長5~7mmほどです。ネギコガ(5~11月)、モモハモグリガ(4~10月)、ミカンハモグリガ(6~10月)、キンモンホソガ(4~10月)、カキホソガ(7~9月)などの被害がよく見られます。年数回発生し、被害は種に応じて春~秋の終わり頃まで続きます。
ハモグリガ類の対策
被害が拡大する前に薬剤で駆除
4~10月の間、発生の初期に1週間おきに2~3回、オルトラン液剤・水和剤、アクテリック乳剤・水和剤など、作物に登録のある薬剤を散布します。害虫を駆除しても食害跡は残るので、被害が進まないうちに薬剤を散布します。
ハモグリガ類の予防法
新芽の頃に株元に薬剤
新薬が開きはじめた頃、オルトラン、ベストガード、モスピランなどの粒剤を株元に施します。
モモハモグリガの被害の多い植物
●サクラ類●リンゴ●モモ
カキホソガの被害の多い植物
●カキ
ミカンハモグリガの被害の多い植物
●カンキツ類
モモハモグラガの被害の多い植物
●モモ
キンモンホソガ、ギンモンハモグリガの被害の多い植物
●リンゴ
ヒルガオハモグリガの被害の多い植物
●サツマイモ●アサガオ
ネギコガの被害の多い植物
●タマネギ●ネギ