カミキリムシ類
ゴマダラカミキリ、シロスジカミキリ、クワカミキリ、ミヤマカミキリ、ブドウトラカミキリ、アオカミキリ、イタヤカミキリ、キクスイカミキリなど
樹木を内側から食べるため、枯れることもあります。
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カミキリムシ類の症状の特徴
幼虫も成虫も樹木を食害
一般的には、幼虫が樹木の内部を食い荒らし、枝分かれしているところや樹皮の割れ目などから、ノコギリくずのような木くずや糞を出します。幼虫は1~2年間、樹木の中にいて食害するため、枝や幹の内部が空洞になるほど食べつくされ、ひどいときには幹の途中で折れることもあります。幹に丸い穴があいているのは、成虫が脱出した跡です。成虫は新芽ややわらかい新しい樹皮を食害するため、その部分から先がしおれて枯死します。キクスイカミキリは、成虫がキクの新芽の先を環状に傷つけ、茎の内部に産卵するため、その部分より先がしおれて枯れます。孵化した幼虫は茎内を食害します。
カミキリムシ類の対策
成虫は見つけ次第補殺する
5~7月頃、枝などの表面を食害している成虫を見つけたらすぐに捕殺します。1匹でも成虫を見つけたら、その後半月くらいの間はほかの成虫がいないか、よく調べるようにします。樹木内部にいる幼虫を防除するのは困難ですが、樹皮の表面に穴が見つかったら、その中に殺虫剤を注入してふさいでおくと、幼虫を殺すことができます。
カミキリムシ類の予防法
枯れた樹木は焼き捨てる
被害を受けて枯死した樹木をそのままにしておくと、その中で幼虫が育って成虫になり、被害が継続するので、枯死した樹木は焼き捨てるようにします。
ゴマダラカミキリの被害の多い植物
●サクラ●サルスベリ●力工デ●イチジク●クリ●カンキツ類●リンゴ
シロスジカミキリの被害の多い植物
●カシ類●イチジク●クリ
ルリカミキリの被害の多い植物
●サクラ●ウメ●リンゴ
クワカミキリの被害の多い植物
●サルスベリ●イチジク●リンゴ
ミヤマカミキリの被害の多い植物
●カシ類●クリ
ゴマフカミキリの被害の多い植物
●クリ●カンキツ類
リンゴカミキリの被害の多い植物
●サクラ●リンゴ
キマダラカミキリの被害の多い植物
●カシ類
キボシカミキリの被害の多い植物
●イチジク
アカネトラカミキリの被害の多い植物
●ブドウ
シロオビカミキリの被害の多い植物
●ブドウ
ブドウトラカミキリの被害の多い植物
●ブドウ
ヤツメカミキリの被害の多い植物
●ウメ
ヒメリンゴカミキリの被害の多い植物
●フジ
ホソキリンゴカミキリの被害の多い植物
●フジ
アオカミキリの被害の多い植物
●力工デ
イタヤカミキリの被害の多い植物
●力工デ