メイガ類
トビマダラメイガ、モモノコマダラノメイガ、ハイマダラノメイガなど
葉や茎、果実を食害します。
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メイガ類の特徴
種類によってさまざまな被害
トビマダラメイガは葉をつづり合わせて葉の表を食害します。ハイマダラノメイガはアブラナ科野菜の葉を食害し、芯止まりなどの被害をあたえます。モモノゴマダラノメイガはリンゴ、モモ、クリなどの果実に食入して大きな被害をあたえます。幼虫で冬を越し、5~6月に成虫が現れて産卵します。ハイマダラノメイガは年5~6回、トビマダラメイガとモモノゴマダラノメイガは年3回発生をくり返します。
メイガ類の対策
食害されてからでは駆除は困難
幼虫が茎や果実の中に入ってからでは駆除が困難になります。被害を確認したらアブラナ科野菜ではオルトラン乳剤、果樹ではスミチオン乳剤など作物に登録のある薬剤を散布します。
メイガ類の予防法
苗の被害は寒冷紗で防ぐ
アブラナ科野菜の苗の被害を防ぐには、発芽前から寒冷紗をトンネル状に被覆しておきます。
トビマダラメイガの被害の多い植物
●ツバキ●サザンカ●カキ
ハイマダラノメイガの被害の多い植物
●ダイコン●キャベツ●ハクサイ ●コマツナ
モモノゴマダラノメイガの被害の多い植物
●カンキツ類●リンゴ●モモ●ウメ●ブドウ●カキ●クリ