アオバハゴロモ
高温・乾燥期に発生。実害は少ないが美観を損ねます。
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アオバハゴロモの症状の特徴
少数の発生では害は少ない
枯れ枝の中に産み込まれた卵で越冬し、5月頃ふ化して、幼虫も成虫も植物の茎や枝に寄生します。吸汁性の害虫ですが、ふつう実害はあまりありません。しかし、幼虫の体を覆う綿状分泌物が枝などに付着し、美観が損なわれてしまいます。
アオバハゴロモの対策
幼虫の時期に薬剤駆除を
幼虫の発生を確認したら、スミチオン乳剤、オルトランなどを散布して駆除します。
アオバハゴロモの予防法
剪定で風通しをよくする
風通しの悪い枝や葉に発生するので、冬の剪定時に、余分な枝を間引き、また、生長によって枝葉が茂ってきたら、密生部をなくすように適度に剪定をします。
アオバハゴロモの被害の多い植物
●アオキ
●アジサイ
●ツバキ類
●フジ
●マサキ
●クチナシ
●カナメモチなど広範囲な花木、庭木、果樹