セリホンの育て方・栽培方法
秋まきすると長く収穫が続けられます。
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●暑さを避けて栽培する
●元肥をたっぷり施しておく
●株間は広めにとっておく
セリホンの特性
秋まきは10月下旬から、春まきは5月中旬から収穫になります。秋まきはそのまま、翌年の春まで収穫することも可能です。その際は北側に寒風よけの笹などを立てたほうが、葉が傷まずにすみます。ただし、大きくしすぎると、繊維がかたくなってくるので、あまりとり遅れないようにします。
セリホンの品種
害虫や病気には強いほうですが、アブラナ科の連作は避けます。
セリホンの栽培方法
酸性土は嫌いますが、土質は特に選びません。寒さに強いので、秋まきにすると冬じゅう収穫が続けられます。
種まき1週間前、1㎡あたり2掘りの苦土石灰をまいて耕します。60cm間隔でクワ幅のまき溝を掘り、元肥として12mに堆肥バケツ1杯、油かすと化成肥料を各2握り入れ、埋め戻して表面を平らにならしておきます。生育期間が長いので、元肥は十分に施します。
秋まきは8月下旬~9月、春まきは3月下旬~4月に行います。溝の上、全面に種をあらくばらまきます。薄く覆土して全体にたっぷり水やりをし、乾かさないよう注意して発芽を促します。
本葉2~3枚から間引きを始め、本葉5~6枚で株間25cmにします。長く栽培を続けるとどんどん大きくなるので、株間は広めにとりますが、春まきで暑くなる前に収穫を終えるなら、広くしなくてもだいじょうぶです。間引いた苗は、別の場所に植えつけるのもよいでしょう。また、若いうちからでも十分に食べられので、必要なだけ間引いて利用していけば無駄がありません。
セリホンの収穫
秋まきは10月下旬から、春まきは5月中旬から収穫になります。秋まきはそのまま、翌年の春まで収穫することも可能です。その際は北側に寒風よけの笹などを立てたほうが、葉が傷まずにすみます。ただし、大きくしすぎると、繊維がかたくなってくるので、あまりとり遅れないようにします。
セリホンの病害虫
害虫や病気には強いほうですが、アブラナ科の連作は避けます。