タイムの育て方・栽培方法
開花前にドライにすると香りが高まります。
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タイムの特性
精油は防腐作用が強く、西洋料理の風味づけにも欠かせません。やせ地を好みます。
タイムの品種
コモンタイムのほか葉色や草姿、香りの異なる品種がたくさんあり、その数400以上といわれます。ほふく性種もあります。
タイムの栽培方法
日当たりがよく、水はけのよい乾いた場所がよく、戸外で冬越しができます。
種まき
4~5月ごろ、種がこまかいので砂とまぜてピートバンなどにまき、底面給水にすると1週間ほどで発芽します。間引きながら2cmくらいになるまで育てます。
植えつけ
高畝に株間30cmで植えつけるか、水はけのよい用土を入れた5号鉢に3本か、プランターに4本植えます。
剪定
1年目は収穫せずに、株を充実させます。摘芯をして枝数をふやし、込み合ったと
ころは間引き剪定をします。5~9月なら、切った枝で挿し木ができます。
タイムの収穫
初夏、開花直前に刈りとり、陰干ししたものから葉をしごきとって保存します。茎が木質化して大株になったら3分の1くらいに切り詰め、株を再生させます。
タイムの病害虫
過湿と多肥を避ければ心配いりません。