ペチュニア
ボリュームのある革姿にたくさんの花が咲きます。
※画像をクリックすると拡大します
● 種まき後、土はかぶせない
● 風通しの良い場所で管理し、花は雨に当てない
| 学 名 |   Petunia hybrida  | 
|---|---|
| 英 名 |   common garden petunia  | 
| 難易度 |   普通に育てられる  | 
| 原 産 |   南アメリカ  | 
| 分 類 |   ナス科/一年草・宿根草  | 
| 別 名 |   ツクバネアサガオ  | 
| 草 丈 |   15~50cm  | 
| 環 境 |   日あたりと水はけのよい場所  | 
| 増やし方 |   種まき、挿し木  | 
| 花言葉 |   あなたといると心が静まります  | 
| 名前の由来 |   タバコ属の近縁であることから、ブラジルのタバコの俗称petumに由来します。  | 
ペチュニアの特徴
もともと宿根草ですが、一般には秋まきあるいは春まきの一年草として栽培されます。花色が豊富で、花形も一重、八重、星咲きなどがあります。改良品種のひとつであるほふく性サフィニアは、丈夫で育てやすく、人気が高い品種です。
ペチュニアの種まき
覆土はせず、雨にあてない
種まきは3~5月が適期で、ビート板にばらまきをします。発芽に十分な日光が必要なため覆土はしません。雨をあてないように管理します。
ペチュニアの植えつけ
生長を見て定植
子葉が出たら、平鉢などにいれた培養土に、3~4センチ間隔で植え替えをします。生長して葉が込み合ってきたら、3号鉢に1株ずつ鉢上げします。定植後は日なたで風通しのよい場所で管理します。
ペチュニアの摘芯
摘芯でわき芽を出す
葉が10枚はど出たころに、芯を摘んでわき芽を発生させます。
ペチュニアの花がら摘み
花がらはこまめに摘む
花がらを摘むことで、次々と花が咲き続けます。
ペチュニアの水やり
過湿を避ける
過湿を嫌うため、土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをします。花に水があたると傷んでしまうので、雨があたらないように軒下などに置くようにします。
ペチュニアの肥料
肥料切れに注意
肥料が切れると花つきが悪くなります。1週間~10日に1回程度、水やり代わりに液肥を与えます。
株元が茂らず、ヒョロヒヨロと枝が伸びすぎた場合
このようなときには、梅雨前に草丈を3分の1ほどに切り戻してしまいます。切り戻し後は化成肥料をひとつまみ施しておきましょう。
ペチュニアの豆知識
近縁のタバコ属
ペチュニア属はブラジルやアルゼンチンに25種以上が自生していますが、そのなかのP
volaceaとP.axilarisを交配親として1830年代につくり出されたものが、現在園芸品種として出回っているペチュニアの基本となっているといわれています。同じナス科のタバコ属に近い植物で、タバコ属と同様にウイルス病に侵されやすく、発病した株は焼却処分します。





