花図鑑

クリサンセマム

春の寄せ植えに最適な可憐な花です。

クリサンセマム・写真1
クリサンセマム・写真2
ムルチコーレ・写真3

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栽培カレンダー・クリサンセマム
■花期が比較的長い
■初心者でも栽培しやすい
栽培上のポイント

日当たりのよい場所で管理する
水やりはこまめに


学 名

Chrysanthemum

英 名

Chrysanthemum

難易度

初心者でも育てやすい

原 産

地中海沿岸

分 類

キク科/一年草

別 名

特になし

草 丈

10~90cm

環 境

日あたりと水はけのよい場所

増やし方

種まき

花言葉

親しみ

名前の由来

金を意味するchrysosと、花を味するanthemonからなるとされています。

クリサンセマムの特徴

クリサンセマムはキク科キク属の総称ですが、園芸植物としては、ふつうはパルドーサム、ムルチコーレ、カリナタムを指します。パルドーサムは寒さに強く、(ノースポール)の名でよく知られています。ムルチコーレは過湿や寒さに弱い黄色い花、カリナタムは切り花用種で草丈が高く、蛇の目入りの白花です。

クリサンセマムの種まき

乾燥を防ぎ底面吸水させる

秋にビート板か育苗箱に種子をばらまきします。育苗箱の場合、赤玉土と、同量の腐葉土を混ぜたものを用土とします。乾燥に弱いので底面吸水させます。芽が込み合ってきたら、間引いてよい苗を残します。

クリサンセマムの定植

3号鉢に1株ず

本葉が4~5枚出てきたら、3号鉢に1株ずつ定植します。用土は赤玉土の小粒、その半量の腐葉土またはピートモス、少量のバーミキユライトを加えたものに、化成肥料を施します。日あたりのよい場所で管理します。

クリサンセマムの摘芯

芯を摘んでわき芽をふやす

定植後、新芽が10センチほどになったら摘芯してわき芽をふやします。

クリサンセマムの花後の管理

株元10センチで切る

ノースポールは花が終わったあと、株元から10センチほどのところで切り戻すと、再びつぼみがつきます。

クリサンセマムの水やり

こまめに水やりする

水分不足にならないよう、土の表面が乾いたらこまめに水やりします。

寒さに弱いムルチコーレの越冬対策

冬はビニールトンネル内で育てるか、霧にあたらないように不織布などで覆いをするとよいでしょう。


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