花図鑑

ボロニア

株いっぱいに咲く釣鐘状の花が愛らしいです。


ボロニア・写真1
ボロニア・写真2
ボロニア・写真3

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栽培カレンダー・ボロニア
■小さな釣鐘状の花をつける花木
■葉にミカンに似た柑橘系の香りがある
栽培上のポイント

風通しのよい日なたに置く
夏は直射日光を避け、冬は室内で管理
秋の早い時期に枝を切り戻す


学 名

Boronia heterophylla

英 名

Red boronia

難易度

栽培が少し難しい

原 産

オーストラリア

分 類

ミカン科/常緑低木

別 名

特になし

草 丈

120~180cm

環 境

日なたで風通しのよい場所

増やし方

挿し木

花言葉

にぎやかな人格

名前の由来

イタリアの植物採集家ボローニの名前からつけられました。

ボロニアの特徴

小さな釣鐘状の葉をたくさん小枝につける姿がとてもかわいらしく、鉢植えとして最近人気の花木です。原産地では2メートル近くなりますが、日本では庭植えは難しく、20~30センチになる鉢物が多く栽培されています。

ボロニアの植えつけ

市販苗を購入する

温室で越冬させた花付きの苗が春に出回り、それを購入します。つぼみがたくさん付いて、枝振りが太くしっかりした苗を選びます。定植は3~5月中旬に行い、5号鉢に1株をめやすにします。植えつけには、赤玉土の小粒とその半量の腐葉土を混ぜたものを用い、緩効性化成肥料を施し、植えつけ後は日あたりのよい場所で管理します。

ボロニアの水やり

乾燥に弱い

乾燥に弱いため水切れに注意し、土の表面が乾くまえにたっぷりと水やりをします。

ボロニアの肥料

生長期に液肥を施す

開花期に合わせ、3~6月の間に追肥として液肥を月2回の割合で施します。

ボロニアの切り戻し

樹姿を整える

枝を伸ばしたままにすると樹姿が悪くなり、花付きにも影響が出るので、花が終わった後、不要な枝を取り除き、他の枝は半分ほどに切り戻します。

冬越しについて

冬は日光のあたる暖かい場所に移します。厳寒期は室内に取り込んだ方がよいでしょう。また暑さにも弱いため、夏には直射日光や西日を避け、風通しのよい半日陰に置きます。


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