花図鑑

カンパニュラ

初夏に咲く清楚な釣鐘形の花です。

カンパニュラ・写真1
カンパニュラ・写真2
カンパニュラ・写真3

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栽培カレンダー・カンパニュラ
■釣鐘形や星形の花
■日本に自生するホタルブクロの仲間
栽培上のポイント

水やりは控えめにし、乾燥気味に管理
種子を低温処理して種まきすると発芽率がよい


学 名

Campanula

英 名

Bell-flower

難易度

普通に育てられる

原 産

南ヨーロッパ

分 類

キキョウ科/一年草・二年草、宿根草

別 名

ツリガネソウ、ベルフラワー、フウリンソウ(カンパ二ュラ・メディウム)

草 丈

15~100cm

環 境

日あたりよく、夏は半日陰になる涼しい場所

増やし方

種まき、株分け、挿し芽

花言葉

誠実な恋

名前の由来

ラテン語起源の言葉で、「小さな釣鐘」の意味。花の形から呼ばれています。

カンパニュラの特徴

北半球に300種ほどが分布する大きなグループの草花で、日本にもホタルブクロやイワギキョウ、イトシャジンなど6種が自生しています。

カンパニュラの種まき

冷蔵庫に保管しておく

種子は、低温処理すると発芽率がよくなるので、3~4月に入手して、2カ月ほど冷蔵庫に保存してからまくとよいでしょう。十分吸水させたビート板にばらまきして、土で薄く覆土し、霧吹きで湿らせて半日陰に置きます。

カンパニュラの移植

子葉が出たら移植

本葉が発生したら新しいビート板に移植します。

カンパニュラの定植

半日陰の涼しい場所に

根が十分張ってきたら、4号鉢に1株ずつ鉢上げします。移植の際は根を傷めないように注意します。培養土は赤玉土の小粒とその半量の腐葉土かピートモスを混ぜたものに、緩効性化成肥料を施したものを用います。定植後は日あたりのよい場所に置きますが、夏は半日陰の風通しのよい涼しい場所に移します。

カンパニュラの水やり

過湿にならないように注意

土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをします。夏の暑い時期に湿りすぎると立ち枯れ病を起こすので、やや乾燥気味にします。

カンパニュラの肥料

液肥を追肥

初夏と秋に薄めの液肥を施します。

カンパニュラの病害虫

ハダニに注意

夏にハダニが発生しやすくなります。ときどき葉水をかけると予防できます。

フウリンソウの花が咲かない場合

フウリンソウ(カンパ二ユラ・メディウム)は二年草で、初夏に種子をまいてもその年は花は咲かず、翌年の初夏に花が咲きます。


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