花図鑑

カンナ

夏を鮮やかに彩る球根植物です。


カンナ・写真1
カンナ・写真2
カンナ・写真3

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栽培カレンダー・カンナ
■開花期間が長い
■初心者でも栽培しやすい
栽培上のポイント

日あたりのよい場所で管理する
水やりは土が乾ききってから


学 名

Canna

英 名

Canna

難易度

普通に育てられる

原 産

中南米

分 類

カンナ科/球根植物

別 名

ハナカンナ、ダンドク

草 丈

50~200cm

環 境

強い日差しのあたる屋外

増やし方

種まき、分球

花言葉

永遠

名前の由来

古代ケルト語の「杖」「脚」に由来します。

カンナの特徴

熱帯から亜熱帯地方原産で、高温や多湿に強い、夏を代表する球根植物です。高性種と矮性種がありますが、鉢植えに向くのは矮性種。矮性種でもなかには草丈が1メートル以上に生長するものもあります。

カンナの植えつけ

日あたりのよい場所で管理

4月下旬から5月上旬が適期。5号鉢に1球をめやすに、芽が隠れる程度に植えつけます。日あたりのよい場所で管理します。庭植えの場合は、根がよく伸びるので深く耕してから植えつけます。

カンナの掘り上げ

球根は乾燥させないように

適期は10月中旬から11月。霜が降りるまえに掘り上げます。乾燥に弱いので、バーミキュライトを入れたビニール袋に入れ、涼しい場所で保管します。暖地の庭植えでは、掘り上げなくても、葉を切って株元に落ち葉などを10センチほど盛っておけば越冬できます。

カンナの分球

植えつけの前に行う

植えつけ前に、1球に2~3芽付けた状態で切り分けます。分球は2~3年に1回行います。

カンナの肥料

1~2カ月に1回少量与える

1~2カ月に1回程度、速効性化成肥料または液肥を少量与えます。

カンナの病害虫

モザイク病に注意

花や葉に斑点などができるモザイク病にかかりやすく、見つけたら株ごと抜き取ります。アブラムシが介在する病気なので、オルトラン粒剤を散布して予防します。

花があまり咲かない場合

日あたりがよくないと、花がたくさん付きません。日光にたっぷりあてるよう、屋外で管理しましょう。


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