花図鑑

ネモフィラ

爽やかな色合いの花が咲き広がるります。


インシグニス・ブルー・写真1

インシグニス・ブルー

ペニーブラック・写真2

マクラタ・ファイブスポット

ペニー・ブラック・写真3

ペニー・ブラック

※画像をクリックすると拡大します

栽培カレンダー・ネモフィラ
■さわやかな印象の花色
■地を這うように広がる
栽培上のポイント

日当たりと風通しの良い場所で育てる
水やりは土の表面が完全に乾いてから
冬は軒下など霜をさけて管理


学 名

Nemophila

英 名

nemophila

難易度

普通に育てられる

原 産

カリフォルニア

分 類

八ゼリソウ科/一年草

別 名

ルリカラクサ、コモンカラクサ

草 丈

20~30cm

環 境

日あたりと風通しがよく、水はけのよい場所

増やし方

種まき

花言葉

成功

名前の由来

属名はギリシア語の「Nemos(森)」と「philos(愛する)」に由来し、野生種の自生環境にちなむといわれています。


ネモフィラの特徴

青や白の花色はひときわ爽やかな印象を与えます。多く栽培されているのは、花色が青や白、青で花の中央が白色などインシグニスの改良種や、花びらが白色で先端に紫色の斑のあるマクラタなどです。

ネモフィラの種まき

移植を嫌うため鉢に直まき

発芽温度は20度前後で、9~10月が種まきの適期となります。根が深くまっすぐに伸びるため移植を嫌うので、鉢に数粒を直まきします。鉢植えでは5号鉢を用います。庭植えにする場合は3号のポットに種子をまきます。発芽時に光を必要とするため、種まきをしたあと土をかぶせる必要はありません。

ネモフィラの間引き

ひと鉢に2~3本残す

発芽したら元気のよいものを2~3本残すように徐々に間引きをします。3号ポットで種まきをした場合は間引いて1本だけ残します。

ネモフィラの肥料

1~2回液肥を与える

窒素分の多い肥料を控えめにして追肥中心で育てます。本葉が出たら、500~1000倍に薄めた液肥を月に1~2回施します。

ネモフィラの水やり

花にかけないように注意する

水をやりすぎると葉や茎が徒長したり、葉が蒸れて腐ったりするので、水は土が乾いたときだけ与えます。花に水がかかると傷んでしまうので注意しましょう。開花中、雨の降る日は軒下や屋根のあるベランダなどに取り込みましょう。

アブラムシがついてる場合

害虫の被害は多い方ではないですが、アブラムシが発生することがあります。そのときにはオルトラン粒剤などをまいて防除すると効果的です

ネモフィラの豆知識

別名は「赤ちゃんの青い目」

花色の爽やかな青色を幼児の碧眼に見立てて、英名ではbaby blue eyesといいます。アメリカ・カリフォルニアの原産で、日本には大正時代の初めに渡来したとされます。ブルーで中央が白い花のインシグニス・ブルーや白地に紫紺色の斑が入るマクラタ・ファイブスポットなど人気で、やや小さめの花で黒紫に白の覆輪が入るペニーブラックなども美しい花です。


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