花図鑑

セラスチウム

窓陽のもと美しく開く花が人目をひく植物です。

セラスチウム・写真1
セラスチウム・写真2
セラスチウム・写真3

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栽培カレンダー・ディモルホセカ
■常緑性で、葉は1年中茂る
■葉が銀白色で美しい
栽培上のポイント

乾燥気味に管理する
水はけのよい土を使い、日当たりのよい場所におく
花が咲いた後、株元が蒸れないように切り戻す


学 名

Cerastium tomentosum

英 名

snow-in-summer

難易度

普通に育てられる

原 産

南イタリア~シチリア島、∃ーロツパ中北部

分 類

ナデシコ科/宿根草

別 名

シロミミナグサ、スノー・イン・サマー、ナツユキソウ

草 丈

15cm

環 境

日あたりがよく、水はけのよい場所

増やし方

種まき、株分け、挿し芽

花言葉

思いがけない出会い

名前の由来

果実の多くが角状であることから、ギリシア語のkeras(角)に由来します。

セラスチウムの特徴

ナデシコ科セラスチウム属の草花で、よく栽培されるのはトメントスムという種類です。春から初夏に白い可憐な5弁花を咲かせます。常緑の葉は白い細かな毛に覆われ、銀白
色で美しく、葉を観賞することもできます。夏に蒸れると枯れることが多いので、一年草として扱われることがあります。

セラスチウムの種まき

秋に種まき

適期は9~10月で、ビート板にばらまきをします。日あたりのよい場所で、表土を乾かさないように水やりをしながら管理します。

セラスチウムの間引き

間引いて丈夫な株を残す

発芽後、生長して葉が込み合うようになったら、生長が悪く弱そうなものを間引きます。

セラスチウムの移植

本葉が2~3枚になったら

本葉が2~3枚になったら、3号鉢に1株ずつ移植します。移植後、ひとつまみの化成肥料を株の周囲に施します。

セラスチウムの定植

冬を越して暖かくなってから

移植したら日あたりのよい場所で管理して冬越しさせ、暖かくなった3月ごろ、5号鉢に3株ずつ定植します。

ワスレナグサの切り戻し

蒸れを防ぐ

真夏の暑い時期や梅雨の長雨の時期には、蒸れて枯れるのを避けるため、草丈の半分ほどのところで切り戻しします。

挿し芽で増やす場合

6~7月が適期で、花後に切り戻した枝を10センチの長さに切り、水に挿して十分湿らせてから、バーミキュライトを使って挿します。


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