園芸植物病害虫図鑑

かいよう病(細菌類)

かさぶたのような斑点ができる、細菌病の一種です。

かいよう病(ミカン)・写真1かいよう病(ミカン)かいよう病(トマト)・写真2かいよう病(トマト)かいよう病(トマト斑点)・写真3かいよう病(トマト斑点)

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かいよう病の症状の特徴

かいよう状の斑点が発生

細菌による病気です。果実や葉、枝などに、かさぶたのようなかいよう状の斑点が発生するので、この名がつきました。トマトでは葉や茎に白色や褐色をしたコルク状のかさぶたの斑点ができ、腐敗してきます。茎の中も褐色に腐敗し、しおれて枯れていきます。なお、しおれ症状だけがでる、大変わかりづらいトマトのかいよう病の例も報告されています。カンキツ類やウメでは、果実や茎、若い枝に淡黄色か褐色の、せりあがったかさぶた状の斑点ができます。キウイフルーツでは葉に褐色の斑点ができ、枝に赤褐色の病斑がでて、裂けて樹液を流して枯れていきます。

かいよう病の対策

伝染を防ぐため焼却処分に

ほかの株への伝染を防ぐため、発病した枝や葉は切り取り、株は抜き去って焼却処分します。

かいよう病の予防法

芽かきは晴れた日に行う

トマトの芽かきの傷などから病原細菌が侵入します。病原細菌は土の中で生息しているので、雨による土のはね上がりがないように、ビニールマルチをします。また、芽かきは天気のよい日に行います。なお、かいよう病が発生した土地では、2~3年は同じ植物を植えないようにしましょう。カンキツ類などの果樹類では、発病した枝や葉で病原細菌が冬を越すので、冬のあいだに、発病した枝や葉を剪定して切り取ります。

かいよう病にかかりやすい植物

●ウメ
●カンキツ類
●キウイフルーツ
●トマト

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