園芸植物病害虫図鑑

アブラムシ類

モモアカアブラムシ、マメアブラムシ、ワタアブラムシ、イバラヒゲナガアブラムシ、ユキヤナギアブラムシなど

種類が多く、多くの植物が被害を受けます。

モモアカアブラムシ(害虫)・写真1モモアカアブラムシマメアブラムシ(害虫)・写真2マメアブラムシワタアブラムシ(害虫)・写真3ワタアブラムシ
イバラヒゲナガアブラムシ(害虫)・写真4イバラヒゲナガアブラムシユキヤナギアブラムシ(害虫)・写真5ユキヤナギアブラムシ サクラコブアブラムシ(害虫)・写真6サクラコブアブラムシ

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アブラムシ類の症状の特徴

群生して汁を吸い、ウイルス病を媒介

多くの種類があり、さまざまな植物に特有のアブラムシが寄生します。一方で、多くの種類の植物に寄生するアブラムシもあります。時期により寄生する植物が変わる植物もあります。大きさは2~4mで、口針を刺して、汁を吸います。とくに若葉や新芽、つぼみなどに群生します。新芽が寄生されると、萎縮したり、葉が縮れたりし、被害が大きいと植物全体が弱ったりします。また、虫こぶをつくるものもあります。吸汁による被害だけでなく、ウイルス病などを媒介したり、排泄物によりすす病が発生したりするので、防除は重要です。

アブラムシ類の対策

一般的には殺虫剤で駆除

多くのアブラムシは薬剤に弱いため、殺虫剤で比較的容易に躯除できます。発生が確認できたら、1週間おきに2~3回、スミチオン乳剤、マラソン乳剤、オルトラン液剤、粘着くん剤などを散布します。虫こぶなどをつくって植物の内側に寄生する種類のアブラムシの場合、殺虫剤が直接虫にかからないため効果が低下します。そのような場合は、オルトランなど浸透性の高い薬剤を散布するか、粒剤を根のまわりに散布します。土の中にいて根に寄生する種類のものには、オルトラン粒剤、モスピラン粒剤、ベストガード粒剤などを土にすきこみます。アブラムシの中にも薬剤に強い害虫が発生しているので、散布して効果がなかった場合にはほかの薬剤を使う必要があります。

アブラムシ類の予防法

反射光で寄生を抑制

反射光を嫌う性質があるため、株元にポリエチレンフィルムやアルミ箔など、光を反射するものを敷いたり、アルミを蒸着した銀色のテープなどを上からたらしておくと、寄生をある程度減らすことができます。また、黄色に誘われる性質があり、黄色の粘着テープを貼っておくと、アブラムシの最初の飛来を回避することができます。目の細かい寒冷紗を張るのも、効果的な予防手段です。

アブラムシ類の被害の多い植物

●ほとんどすべての植物

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