果樹栽培・ガーデニングの基本

ケンポナシの育て方・栽培方法

クロウメモドキ科

山野に自生する落葉高木です。果柄は肉質化していて、甘味があります。


ケンポナシ・写真1
ケンポナシの葉・写真2
ケンポナシの実・写真3

※画像をクリックすると拡大します

栽培上のポイント

●根域制限して樹勢を抑えたり、 摘芯したりして、高木化を防ぐ。
栽培上の適地

●日本各地。
栽培上の難易度

●丈夫で病虫害の心配はほとんどない。

ケンポナシの果樹としての特徴

放置すると樹高15mを超える高木になります。果柄が肉質化して肥大化し、その先に紫黒色の、球形の果実がつきます。この果柄にはブドウ糖が多く含まれ、甘味があり、生食できます。やや湿気のある深い土壌を好みます。丈夫で、土質も選びません。

ケンポナシの栽培条件と品種選び

やや湿気のある深い土壌を好みます。丈夫で、土質も選びません。

ケンポナシの栽培方法

10~3月ごろ植えつけます。放置すると高木化するので、根城制限などを行って樹勢を抑えます。高木化を抑えるために摘芯する以外、剪定はあまり行わず、「自然樹形」にします。施肥の必要はほとんどありませんが、やせ地では、油かすなどの有機肥料や化成肥料を施します。また、病虫害の心配もほとんどありません。

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