果樹栽培・ガーデニングの基本

プルーンの育て方・栽培方法

バラ科

セイヨウスモモともよばれ、健康食品としても大人気です。


プルーン(セイヨウスモモ)・写真1
プルーン(セイヨウスモモ)の花・写真2
プルーン(セイヨウスモモ)の実・写真3

※画像をクリックすると拡大します

栽培上のポイント

●耐寒性は強いが、開花期の 降霜に要注意。水のやりすぎに注意 し、乾燥気味に育てる。
栽培上の適地

●日本各地。
栽培上の難易度

●ややむずかしい。

プルーンの果樹としての特徴

スモモの仲間で、セイヨウスモモともよばれます。スモモと違い、自分の花粉で結実しやすいので、授粉樹を植える必要はありません。

プルーンの栽培条件と品種選び

寒さに強いので、開花期の晩霜と水はけにさえ注意すれば、日本中どこでも栽培可能です。「シュガープルーン」「スタンレイ」などの品種があります。

プルーンの栽培方法

3月ごろ、日当たりのよい風のあたらない場所に植えつけます。水はけのよい砂質の土を好むため、必要があれば植えつけ前に土質の改良を行います。根を伸びる方向に広げるようにして浅植えにします。高さ60cm程度に切り戻し、植えつけ後にたっぷりと水やりをします。3mほどの小がらな樹形で、「主幹形」や「開心自然形」に仕立てます。花芽は、植えつけ後3~4年目から、前年の伸びた長・中・短栄枯に葉芽と別につきます。長く伸びた長栄枝は短く切りつめ、短栄枯を多くつくるようにします。短栄枯は、弱ったものを間引いて更新します。生理落果が止まったら、5~10cm間隔でバランスよく摘果します。

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